Macを使っている方、作業が終わった後、どのようにウインドウやアプリを終了させていますか?
ウインドウの左上の「赤丸」や「黄色い丸」で「閉じたり」、「最小化」したり、してますか?
それともショートカットキーを使用していますか?
windowsを使用していた人が、macを使用するとアプリの終了方法が複雑で戸惑うことがよくあります。
今回は、一見似ている「アプリの終了方法」の違いや使い分けについて解説していきます。
Macのアプリの終了方法
command + Q ・・・「アプリを終了する」
アプリを終了するには、⌘command + Q を押します。
windowsユーザーがよく間違えるのが、ウインドウ左上の赤丸をクリックしてアプリを終了させた気になっていることです。
きちんと終了できるアプリもあるのですが、大抵の場合、画面は消えるけどアプリは起動したままの状態になっています。
アプリが起動しているかどうかは、Dockでアプリの横に丸が付いているかどうかで確認できます。
丸がついていれば、起動中。何も無ければ、終了できています。
Macでは、ウィンドウ左上の赤丸を押すことで画面からは消えるけど、次にアプリがすぐに立ち上がるように「待機状態」にすることができるのです。
長くなったので、もう一度書きます。
アプリを終了するには、「 ⌘command + Q 」です。
ウインドウ左上の赤丸を押してアプリ画面を消した「待機状態」では、メモリを使用していることになります。
たくさんのアプリが待機状態になると動作が遅くなることもあります。
基本的にすぐには使用しないアプリの終了方法としては、「⌘command + Q」でちゃんと終了するのが良いでしょう。
command + W・・・「閉じる」
アプリによって多少動作が異なる場合がありますが、「command + W 」で今開いている「タブ」のみを閉じることができます。
また、Shift + command + W ではウィンドウ左上の赤丸と同様で、アプリ全体の画面は閉じて、Dockでは丸がついて起動している状態になります。
Google Chrome やSafariなどでタブを増えすぎたタブを消す場合には、「command+W」 を使用するとタブについているバツ印をいちいちクリックしなくてよいので便利です。
「Shift + command + W」はほとんど使用しないので、覚えなくてもよいと思います。
command + M ・・・「ウインドウを最小化する」
アプリの状態はそのままで、画面上から消すには「command + M 」で最小化をします。
これは、ウィンドウ左上の黄色丸と同じ役割です。
最小化した画面はDockで該当アプリを選べば、もう一度呼び出すことが出来ます。
ただし、アプリ切り替えのショートカットである「command + tab」では、該当のアプリを選択するだけでは開いてくれません。
この場合は、該当アプリを選んだ状態で command を押したままoption を押して、その後commandを離すことで開くことが出来ます。
なんでこんなややこしい仕様になっているんだろう。。。
command + H ・・・「ウインドウを隠す」
「command + M」ととても似ている機能に「command + H 」の「ウインドウを隠す」があります。
これも、アプリの状態はそのままで、画面上から消すことができます。
「command + M」との違いは、「command + H 」では隠したウインドウのアプリを「command + tab」では選択するだけで開くことが出来ます。
「command + M」よりも「command + H 」の方が使い勝手が良さそうですね。
まとめ
- アプリを終了したいときは、「command + Q」で「終了する」
- アプリを一旦画面から隠したいときは、「command + H 」で「ウインドウを隠す」
- アプリ内のタブの一つを消す場合には、「command+W」
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